ネットオークションに出品する商品の価格を決める方法について

ネットオークションに出品する商品が決まりましたら、次は出品作業に取り掛かるのですが、出品する商品にいったいいくらくらいの値段をつければいいのだろうと悩む時があります。

特に考えずに適当に値段をつけて出品しても構いませんが、商品には適性価格というものがありますので、高く設定したら全然入札されない商品もありますし、安く設定すると入札されますが適性価格より安く落札されてしまうことがあります。

商品の値段について考える時は、同じネットオークションサイト内で、自分が出品した同じ商品を他の出品者がいくらで出品しているのかを検索してその値段を参考にすればいいです。

その他の方法を使われる方は、ヤフオクや楽天オークションなどのオークションサイトの過去数カ月から１０年間の商品の落札価格を検索できるaucfan（オークファン）というサイトが便利です。

オークファンで商品を検索すると、その商品の過去の落札価格が表示されます。新たに出品する商品も最終的にその価格帯で落札される可能性が高いので、その価格を参考にして出品価格を決めれば大丈夫です。

適性価格を調べることが面倒な方は、出品する商品は１円からスタートできますので１円で出品しても問題ありません。但し、落札価格が思うように上がらずに落札され終了しまうことがあるので注意してください。

商品を１円で出品する場合の注意事項

取引量が多いヤフオクなら大丈夫ですが、取引量が少ないネットオークションサイト（楽天オークションなど）では、とんでもない安値で落札されてしまう可能性があるので気をつけてください。

ヤフオクには、ネットオークションの終了時間の５分を切って入札された場合は、終了時間が５分延長される自動延長というシステムを利用できます。

例えば、１８：００が終了時間のネットオークションに自動延長を設定し、終了時間の１分前に入札があると終了時間は１８：０５に延長されます。さらに、終了時間の１分前に入札があると終了時間は１８：１０に延長されます。

このように、自動延長が設定されていると終了時間が長くなるので、入札数が増えるようになります。その結果、場合によっては落札価格が思った以上に高くなることもあります。

しかし、自動延長機能を有効に使うには、終了時間を適切な時間に設定しなければいけません。入札する人がパソコンやスマホを自由に操作して競り合える時間帯が適しているので、夕方から就寝するまでの時間を終了時間にするといいでしょう。
※土曜や日曜などの休日の昼間は仕事や学校が休みなのでパソコンやスマホを操作できますが、大抵の人は遊びに行って忙しいので避けた方がいいです。

aucfan（オークファン）

説明：過去の落札価格が最大で１０年間検索できるサイトです。
サービスを利用するにはゲスト、一般会員、プレミアム会員があります。

ゲスト：会員登録をしない方は過去３カ月までの落札価格を表示できます。

一般会員：（会員費：無料）
過去６カ月までの落札価格を表示できます。

プレミアム会員：（会員費：１カ月５１３円）
過去１０年分の落札価格が表示、一括検索できます。